オネコフ体験記
《疲れる恋愛からの脱却ストーリー》
Vol.1[心のひずみと向き合うキッカケの出来事]編
Vol.2[恋愛ダメスパイラルを客観視]編
Vol.3[問題発生の根本メカニズム]編
Vol.4[歪んだ価値観の発掘]編
Vol.5[色々と仮定義していく]編
Vol.6[愛されオンナのお手本]編
Vol.7[弱さと向き合った副産物]編
Vol.8[疲れる恋愛からの脱却]編←いまココ
◎ 現在の私
現在の私はというと、
お氣づき方もいるかもしれないが、Vol.1で登場した友人👨と付き合っている。
Vol.2で始まった特設カウンセリングは、詳しくは書いていなかったが約3ヶ月半続いていた。
最初は週2回ほどLINE通話(4〜8時間、笑)。途中からはLINE通話に加えてテキストでも毎日やり取りするようになった。そりゃ仲良くなるよね、笑。
しかも後輩である例の彼の話を全部聞いたのにも関わらず、今では何もなかったかのように私に接してくれている。
あのカウンセリングというかコーチングには、今でも本当に心から感謝している。
思い返せば、こんなにたくさん身の詰まった会話をした後に付き合ったからこそ、関係を築いているという実感が持てるのかもしれない。
(恋愛達者な方々なら当たり前のことかもしれないが)私にとっては初めての経験である。
知り合ったのは8年も前で、その間お互いに付き合っている人がいたりして、ずーっと仲が良かった訳ではなく、お互いの誕生日に“おめでとうLINE”しかやり取りしてない年もあった。
これまでそれなりに異性としての認識はあったのだが、どこか兄妹のような感じを保っていて、お互いタイプでもなければ、どちらかが片想いをしていたこともない。人との縁はどう転ぶかわからない。
お互い一人暮らしなのだが、付き合ってからも週に2〜3日会い、会っていない日はLINE通話で2時間ほど話している。毎日お互いがお互いに『ありがとう』と伝える。
客観的に見ても、とても仲が良いと言えると思う。
何でも話せるし、居心地がいい。
もちろん長時間一緒に居ても疲れないし、作業をしている隣でYouTube観て寛いでくれている。
一緒にゴハンを食べるのが幸せだし、毎日笑っている。
そして何を隠そう👨もHSPなので、長時間他人と一緒に居るのはシンドくなってくるタイプ。
2人とも家族にすら氣を遣う性質なのでよくわかるが、
本来家族という存在に氣を遣わないというのなら、家族ってこんな感覚かなと2人で話したこともあった。
色々書いたが、笑。
今の時点では一年にも満たない(10ヶ月くらい)交際期間となるが、私は人生で初めて、人と居て安らげるという関係性をつくることができた奇跡を味わっている。
◎ ノートで現実化
いま私が持っているノートというのは、時間経過ごとに書き殴って(笑)いるので、実際はもっと事細かにアウトプットしている。
執筆の都合上、トピックごとに分けて書いてきたが、実際の私はポジティブとネガティブを行ったり来たり・氣分も上がったり下がったりを繰り返しながらここまできた。
ずっと話を聞いてくれていた👨にも『毎日ジェットコースターみたいやな〜、笑。』と言われていたほどである。
👨と一緒に居るようになってしばらく経ってからノートを見返したのだが、
- 男性に求める要素
- 自分がしてもらえたら嬉しいこと(を満たしている)
- 自分がやりたいことも出来る(しかも応援してくれる)
- 自分の心地いい状態(を保てている)
- 理想の関係性(の共通認識)
- 理想の距離感(ペースの話し合い)
- 理想の時間の過ごし方(の種類)
などが、ものの見事に全て合致しているのだ…!
「思てたんと違う…」と感じたこともあるにはあるが、きゅうりとなすびが嫌い(私が料理に使いやすい食材)とか、音源を二つ(テレビと動画とか)同時に鳴らすとか、取るに足らないことか代替案が立てられるものばかりなので全く問題ない。
Vol.1〜7のほぼ全てをリアルタイムで見守ってくれていたので、👨の方が何かしら合わせてくれてるのかと思いきやそんな素振りは見当たらず、👨に確認しても『自分がしたいようにしてる』と答える。
こんなこともあるんやね、笑。
ノートに書く効果は、日々の氣づきや振り返りを通じて、自分と向き合って心の声を聴いて言葉にし、アウトプットしたり実行していくことで、浅い自己啓発本よりよっぽど自分を強くしてくれるものである。
実際、本やブログを読んだりして理解していたつもりのことが、今になってようやく腑に落ちたという文章がたくさん出てきて、
「こーいうことやったのね!!」
と今更ながら実感できたことが多々ある。
『書いたら叶う』ってこういうことか…!!と身をもって体感した。
今となってはノートは宝物である。
◎ さいごに〜幸せについて〜
恋愛に限らず、マイルドな劣等感やマイルドな不幸に慣れている人は、幸せ(であろう)シチュエーションに出くわしたとき、戸惑ってしまって受け取れないことがある。
振り返りを始めたばかりの私もそうだった。
美味しい食事を戴けたこと、お肌の水分量がMAXと感じるとき、お氣に入りのピアスをつけてるとき…
「こんな簡単に幸せ感じていいの?」
「こんなことで幸せ味わっていいの?」
ってな具合に、
安易に自分から湧き上がる感覚を、にわかに信じることができなかった。
なぜなら、
- 幸せって、何かを凄い頑張って手にするものだと思い込んでいるから。
- 困難を乗り越えた先にしか、幸せはないと思い込んでいるから。
- 自分は幸せを感じるに値しないと、無意識に思っているから。
- 生死に関わるほど困っていないから、不幸ではないと思っているから。
でもそんなことない。
幸せって、今すぐなっていい。
突然幸せになっていい。
今すぐ感じていい。
簡単に幸せになっていい。
どんな人にも幸せになる器(資格)はある。
その【幸せに値する条件】というのが人それぞれ異なるもので、“幸せの多様性”というやつだろう。
ただ忘れないで欲しいのが、【幸せに値する条件】を決めるのは自分である。
だから、
幸せになるのに誰の許可も要らない。
くだらないようなことで幸せになっていい。
しょーもないことで幸せになっていい。
日本でお金を稼いだら税金を納めなければいけないが、
幸せをいくら集めても、感じても、味わっても、シぬほどあっても税金はかからない、笑。
タックスフリーかつプライスレスかつアンリミテッドである。
私が思うに、幸せって『幸せに氣づくチカラ』があるかどうかに左右される。
そして『幸せに氣づくチカラ』の有無は、本人の自尊心レベルに比例する。
いま『自分には幸せに氣づくチカラが足りない』と思う方も居るかもしれないが、自尊心のレベルが低いのはあなたのせいではないから、どうか自分を責めたりしないでほしい。
告白された訳でもないのに、何となく好意を感じたら、自分の方からホイホイ寄っていくチョロさMAXだった私でもここまで修正できたのだ。
弱さへの取り組みが間違っていないければ、
どんな状況からでも希望を捨てなければ、
必ず改善できるので安心してほしい^^
今回は、異性との出会い方でもモテる方法でも結婚する方法でもないが、
HSP特有の、家族も含めて長時間人と一緒に居るのが疲れてしまう私でも、
自分と向き合って考え方を刷新していくことで、
パートナーと一緒に居る時間を安らぎにすることが出来るようになったよ!
という話でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
〜完〜