オネコフ体験記
《疲れる恋愛からの脱却ストーリー》
Vol.1[心のひずみと向き合うキッカケの出来事]編
Vol.2[恋愛ダメスパイラルを客観視]編
Vol.3[問題発生の根本メカニズム]編
Vol.4[歪んだ価値観の発掘]編
Vol.5[色々と仮定義していく]編
Vol.6[愛されオンナのお手本]編←いまココ
Vol.7[弱さと向き合った副産物]編
Vol.8[疲れる恋愛からの脱却]編
◎ 意識が変われば視点が変わる
皆さんも、一度は出会ったことがあるのではないだろうか?
『この人、旦那さん・パートナー・彼氏さんにメッチャ愛されてそうやな〜』
っていう幸せそうな女性。
単に“モテそう”という女性ではなく、男性からシッカリとお金も時間も遣ってもらってそうな女性。
しかもその男性というのも、ある程度のスペックもしくはステータスがある(クズ男やダメ男ではない)男性から。
発言もさながら、佇まいのすべてがこちらをそう思わせる女性。
なんなら話したことがない社内の人〜とか、飲食店の近くに座っている人〜とか、同じ電車の車両で〜とか、街ですれ違ったレベルの人にも。
思い返せば居た。
せっせと自分と向き合いノートに書いている日々のなかで、たまたま居合わせた友人の友人の女性と出会ったことが転機となり、私に大きな衝撃を与え、一気に回復方法へ進んだのである。
◎ 見るからに愛されてそうな女性
私は初対面だったので、最初は全く話さなかったが、二次会で隣に座り話すことになった。
アラフィフの専業主婦でお子さんは4人。
阪神タイガースとスーパー銭湯が大好きだということしか個人情報は覚えてはいないのだが(笑)
年齢の割にといってしまったら失礼なのかもしれないが、とにかく瞳がウルウルで少女のようなのだ。
もちろん生活に疲れてる感も皆無。幸せそう。
んで、ずーっと口角上がってる。
会話が途切れても、無理やり場を繋ごうという感じもないし。自然体。
お肌も綺麗でメイクも抜かりなく、でもケバくなく。ネイルのお手入れもバッチリ。
女子力という言葉を遥かに凌駕し、雌(メス)力つよつよと言ったところだろうか。
まともな恋愛力が底辺だと思っている私に、愛されオンナのお手本のような女性が目の前に現れたのである。
このタイミングで出会えたのは、神様の思し召しに違いない…!!
私はここぞとばかりに観察し、質問した。
実際、彼氏が居るようなお話も匂わせていた気もしなくもないが、罪悪感のようなものは全く感じず、旦那さんにも不満があるなんてことは微塵も感じさせない。
オトコズキ♡みたいな下品さもなければ、不倫特有の『淋しくて…』とかいうネガティブで重たいオーラもない。
(とりあえず不倫の是非はおいといて)
男性と過ごす時間を心から楽しんでいるし、好きやし得意なんであろう。
そしてオトコとか不倫とかに振り回されない軸のあるしなやかさがある…!
「これだ!!私に必要なのはこのスタンスだっ…!」と確信した。
百聞は一見に如かずとはよく言うが、“恋愛”とか“男女の仲”を楽しむ器や余裕を持ち合わせていそうな女性の、雰囲気というかスタンスを肌で感じることができ、感覚を学ぶことができた。
自分で自分を幸せにできる強さがあること。
自分という存在より上に“恋愛”が来ることはないこと。
“恋愛”に対しての前提が、私と全く違うこと。
もし今夜、旦那さんから離婚を切り出されても、年内には金持ちの彼氏掴まえてニコニコしてそうやな〜というたくましさ。
それと同時に、
「この女性なら、
私と同じ状況にはそもそもならないし、
なっても悩まんし、
なんなら問題にすらならんな」
と思えたことで視点が上がり、前を向けるようになったのである。
事実がどうかはわからないが、少なくとも私はこのように受け取った。
◎ 愛されオンナの特徴
この女性との出会いと観察により、おぼろげながらも私なりに共通点をあげてみた。
□良い意味でとにかく自分(の幸せ)が最優先
□恋愛以外でも幸せを掴み取る筋力がある
□ワガママな部分は先に出す(私の取説)
□相手のことと自分のことは別
□考えても仕方ないことは考えない
□基本ずっとにこやか(口角が上がってる)
□肌艶がいい(シミやシワがあってもツヤってる)
□瞳が澄んでるor潤んでる
□欲望?意思?に素直
□ナチュラルに優しくされて当然と思ってるし、嫌味なくそう振る舞う
□『もっと一緒に居たい・話したい』と思わせる何かがある
といった感じだろうか。
とりあえず形からマネして入ることにした、笑。
恋愛って、何かを犠牲にして得るトレードオフなんかではなく、ただただ人生を楽しむ過ごし方の一つなんだという当たり前のこと。
私は恋愛に溺れたり振り回されたりしていたのではなく、自分自身が作り出した不安感に溺れたり振り回されたりしていただけなのだ。
やっぱり恋愛もそうやけど、人生をもっと楽しみたいんやな〜私。と改めて思った。
〜つづく〜