オネコフ体験記
《疲れる恋愛からの脱却ストーリー》
Vol.1[心のひずみと向き合うキッカケの出来事]編
Vol.2[恋愛ダメスパイラルを客観視]編
Vol.3[問題発生の根本メカニズム]編
Vol.4[歪んだ価値観の発掘]編
Vol.5[色々と仮定義していく]編←いまココ
Vol.6[愛されオンナのお手本]編
Vol.7[弱さと向き合った副産物]編
Vol.8[疲れる恋愛からの脱却]編
◎ 兎にも角にも、心の不足分を補うのが最優先
これまで心の不足分を真正面から見つめたが、やはり細かいことよりも、大元の不足分を修復することが最も大切だということがわかる。
まずは自分のことは自分の責任で起きているということを認め、その上でやりたいことや方向性、理想の状態なんかを書き出し、「これくらいならできるかも」という範囲まで小さくして、すぐに実行できたりお金がかからないことから少しずつ実践していくことにした。
基準は、自分が機嫌が良くなること。笑顔の時間を増やすこと。
本当に小さいことで
→仕事でも毎日ピアスをつける
→1年間ガマンしていたインナーカラーをする
→食べ過ぎない
など、小さすぎることでも自分との約束を守ることが修復に役立つと思ったからだ。
実際、痩せたおかげで身体が軽くなったのも嬉しかったし、何より最も変わったのが、どんどん姿勢が良くなった。
私はどちらかというと肩幅が広いのを気にして巻き肩ということもあり、自分でも姿勢が良い方だとは思ってはいなかったが、だんだんと胸を張って歩いていることに気付き、視線も上がっていた。
心の持ちようが物理的な姿勢に反映されたのは自分でも驚いたけど、それぐらい前を向いて進んでいこうという意志を持てるようになる程回復していった。
◎ 私にとっての恋愛・パートナーシップを仮定義してみた
そもそも恋愛も結婚も義務ではないので、必ずしなければならないものではない。
『結婚した上で“出産”したい』という女性であればリミットもあるが、私にはない。
なので急務でもない。
それでも、「一人でいる方が楽」と思っている私にも、パートナーシップを築けるか?パートナーシップで得られる幸せを味わってみたいという気持ちもある。
なので一旦、《男性と付き合うメリット》を考えてみた。
- 長い時間一緒にいる居ることで築ける信頼はプライスレス
- 二人で居る時間の楽しみ方・味わい方が増えて、人生に深みが出る
- お互いを理解して“わかってる感”が出るの嬉しい
- お互いの苦手なことを助け合ったり、協力し合うことで、一人で頑張るよりラクになる
- お互いが好きなことや得意なことにエネルギーを使えるので、一人よりも自由になる
- 相手がいることで、自分のこともわかるようになる
- 自分一人ではやらないことや、二人で目的を達成する中で、出来ることの幅が増える
- ホームがある安心感から強さが身につく
この、相手に合わせる必要がないフリーの段階で、フラットに考えることが大切だと思い、友達の関係では作れなさそうな項目をピックアップして、「これやったらエエなぁ〜」という内容をあげてみた。
断片的に自分が経験したこともあるが、人から聞いた話の中で羨ましいな〜と感じたことも入れた。
今すぐにとは言わないけど、やっぱり自分はパートナーシップを求めているんだ、無理に今すぐ諦める必要はないんだ、と認識した。
◎ 理想の男性像を仮定義してみた
奈落の底まで落ちたそばからもう次かよ?大丈夫?と心配されそうだが、既に“あかんパターン”を洗い出しているため、自分が今までの経験で比較的良かったと思える自分の状態を言語化した上で理想の男性像を定義してみた。
- 理解することと伝えることを諦めない人
- 長時間一緒にいて疲れない人
- 私の希望や提案を伝えるときに勇気を必要としない人
- 許せない・ムリなことがない人
- 男性の隣にいる時の私を好きでいられる人
- お互いの未来や関係性について話し合える人
大事なのは、相手の仕事や年収などのスペックではなく、あくまで自分の状態を中心に書き出した。
そして「たかが恋愛、所詮はコミュニケーション」というのを意識することにした。
だって、自分が好きな自分の状態で一緒にいられる人じゃないと意味ないやん。笑
私は恋愛やパートナーシップをあまりに特別視していたことに気付き、「ニュートラルっていいな」と思えるようになった。
〜つづく〜