『2』のエネルギーを感覚的に理解する【潜在数秘術®︎】

今回は、数秘術における『2』のエネルギーの解説記事です。

数秘術における[数字の意味]というのは、数字の成り立ちや図形・シンボルを元にして、数字のエネルギーを言葉に変換したり、派生させてキーワードにして書かれています。

詳しくは『そもそも論、なぜ数字に意味があるの?』数字の概念について解説という記事に書きましたので、是非そちらを読んでみてください^^

また潜在数秘術®︎では、潜在意識と数秘術の関連性をお伝えしているので、『しっかり学びたい!』という方は、自宅で気軽に学べる《潜在数秘術®︎初級動画セミナー》のご受講がオススメです。

良ければお付き合いください。

- もくじ -

01| 『2』を構成するエネルギー

まずは『2』を構成するエネルギーのうち、いくつかの要素に分類して書いていきます。
※言葉の根拠となる分野がまたがっていることもありますが、私の任意で振り分けているのでご了承くださいませ。

成り立ち(姿形)からみる『2』

『2』の形は[陰陽図]・[太極図]の白と黒を分ける中央ラインが由来となっています。

陰陽太極図とは、中国の哲学である道教や陰陽思想の概念を象徴するもので、白い部分である「陽」と黒い部分である「陰」が相互に依存し、対立しながらも調和と均衡(バランス)を生み出しつつ一体となっている関係を示したものです。

そして陰は陽の対極であり、陽は陰の対極であり、両者は相互に補完し合いながら絶えず変化し、流れていくことを表しています。

この相反する存在が、混じり合わずかつ離れずに分裂したまま共存している“曖昧さ”、かつ両者の中には善悪も優劣もない状態が『2』に含まれるエネルギーといえます。

数字のサイクルの中の『2』

『2』は数字のサイクルの中で二番目の数字です。

新しく始まった『1』を受け止めるのが『2』の役割です。

『2』は『1』が放ったエネルギーを“察知”“受容”“理解”“応答”することで、相手や相手との関係性を“思慮”したり“サポート”する働きをします。

また、相反するどちらの気持ちもわかることから感受性の豊かさが備わっていますし、これらの働きから、“統合”“穏やかさ”“和(平和)”が生まれるのが『2』が持つチカラといえます。

植物サイクルなら…[発芽]

土の中で種の殻が破られ、一つに内在している種の状態から次の段階に向けて、外へと育とうとします。

土の中に種の内部を“慎重”に出すという、これまでとは違う環境に身を投げ出し新た環境に馴染む“適合性”を宿しています。

シンボル・図形(幾何学)が表す『2』

『2』のシンボル・図形は、[二つの点(円)]や二つをつなぐ[線]で表されます。

これは異なる世界が二つ存在することを意味し、自分と他者という関係性が生まれ、“共存”“協力”、逆に“対立”などの様々な関係性の原形となっています。

また、関係する相手の“反応(リアクション)”や、比較対象が表れた故に生まれる“相対性”といったキーワードのほか、点と点、何かと何かを結ぶそのものから“繋がり”“仲介”“結合”なども備わっています。

さらなる『2』に関するエピソード

『2』には“陰”のエネルギーがあり、静けさ受容性内省柔軟性内向性適応性感受性などの意味を含んでいるほか、月や夜・水などのイメージと関連づけられ、静かで内向的な性質を表しています。

『2』に含まれる“女性性”の意味には、一つは『2』の陰陽太極図の境界線が「波」「割れ目」「裂け目」といった「女性器」の象徴とも言われていることと、既出のキーワードに《女らしい》要素が多く含まれることとがあります。

例えば、
優しさ、繊細、受動的、柔軟性、従順…
など一連のキーワードは、“女性性”のエネルギーが起因となっています。

数秘術を算出する上で『2』になる確率はかなり低く、計算するとほとんどが『11』になってしまうため非常に珍しい数字です。(計算上は合計が20になった場合のみが純粋な『2』になる)

02| 『2』のエネルギーを言葉に変換したキーワード

これまでご説明してきた流れから、以下のようなキーワードとして表されています。

理解/和(平和・調和)/曖昧さ/適合性/穏やか/協調性/慎重/関係/陰/女性性/感じ取る/協力/サポート/受容的/仲介/共同/バランス/他者への責任感/結合/共存/察知/思慮/相対性/応答/分裂/従順/繋がり/癒着/依存/感受性/柔らかい/線

数字のエネルギーの性質を言葉にすることで、人柄や事象に置き換えて読み解く役割を果たしてくれています。

そして潜在数秘術®︎の公式ブログでは、協会ディレクターのしっしーさんによる
しっしーの独断と偏見!「もしも数字に軸があったら…【2】の場合」
という記事がメチャメチャわかりやすいので、『2』をお持ちの方は是非ご覧になってください!

他の流派の数秘術も含めると、もう少しキーワードが増えるかもしれませんが、感覚的に数字のエネルギーを理解してもらえたら嬉しいです^^

03| 『2』のナンバー別表現

では、それぞれの数字がナンバー(役割)に入ったとき、どのような言い表しになるのか?を少しずつですがご紹介していきます。

LP(ライフパスナンバー)『2』

ライフパスナンバーに『2』が入ると、好き嫌い善悪という[価値観]のような表現になります。

例えば…

  • 曖昧なままの方が良い
  • ハッキリ決めたくない
  • 人の前には出たくない
  • 人に寄り添える

といった具合に、性格の傾向を表す感じにするとわかりやすくなるはずです^^

また、ライフパスナンバー(LP)についての詳細は《LP=ライフパスナンバー》の概要という記事に書いていますので、良かったら読んでみてください。

D(ディスティニーナンバー)『2』

ディスティニーナンバーに『2』が入ると、行動パターン咄嗟に出るクセという[動き方の特徴]のような表現になります。

例えば…

  • 裏方でサポートする
  • 人と人を繋げる
  • 乱れを整える
  • 平和な空気にする
  • フォローする

といった具合に、語尾を動詞にするとシッカリ使い分けることができます^^

また、ディスティニーナンバー(D)についての詳細は《D=ディスティニーナンバー》の概要という記事に書いていますので、良かったら読んでみてください。

ちなみに「もしも数字に軸があったら…フィジカル【D2】編」もありますので是非!

S(ソウルナンバー)『2』

ソウルナンバーに『2』が入ると経験満たされる感覚という[状態]のような表現になります。

例えば…

  • バランスが取れている
  • 調和した状況
  • 人間関係良好
  • 穏やかな感覚
  • ニュートラルな状態

といった具合に、味わいたい体験のようにして言い表すと理解しやすいです^^

また、ソウルナンバー(S)についての詳細は《S=ソウルナンバー》の概要という記事に書いていますので、良かったら読んでみてください。

P(パーソナルナンバー)『2』

パーソナルナンバーに『2』が入ると、佇まいキャラクターという[印象]のような表現になります。

例えば…

  • マネージャーっぽい
  • 優しそう
  • “秘書”風
  • 柔らかい雰囲気
  • 穏やかな印象
  • 何となく受け身感

といった具合に、そう見える人というように表現すると使いこなせるはずです^^

また、パーソナルナンバー(P)についての詳細は《P=パーソナルナンバー》の概要という記事に書いていますので、良かったら読んでみてください。

さらに学びを深めたくなったら…

それぞれの数字をもっとナンバー毎に知りたいときは、潜在数秘術®︎協会の『生きづらさ革命』という電子書籍がオススメです^^

紙での発刊はありませんが、Kindle Unlimited会員の方は無料で読めちゃいます!

また、初心者でも自宅で気軽に受けられる《潜在数秘術®︎初級動画セミナー》という講座では、数秘術を潜在意識との関係性を学べるので、どのように数字が自分や世界に影響してくるかがわかるようになるので、興味がある方は是非ご受講ください^^

◆◇◆ 結びのコメント ◆◇◆

今回は、数秘術における『2』のエネルギーについて、感覚で覚えるための情報をメインに記事にしましたがいかがでしたか?
数字のエネルギーがイメージや言葉になり、さらにナンバーに数字が入ると、何だか人間っぽくなるから不思議ですよね^^

私も最初の頃、数字を言葉のまま捉えているうちは、異なるナンバーに同じ数字が入ったときに、自分自身で表現に違いを出せずよく混乱していた経験があるので(汗)、数字のエネルギーそのものを理解するのに役立った知識をまとめてみました。

ちなみに私が思う『2』を持つ人の情報としては、
・確率的に珍しいこともあり、あまり表に出てこない
・目の前の人をひたすら受け止められる
…って感じです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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